あれは、18才になった春。
突然、大好きだった先生が強引にモモの手首をひいて診察室に連れ込んだ。
「そろそろ、いいんじゃない?」
「えっ?・・・でも・・・」
「・・・私、はじめてなんです・・・・。」
「大丈夫、ボクがちゃんと教えてあげるから」
彼はそっと腕を差し出した。
「ほら、そんなに緊張しないで。」
「・・・は・はい。」
ガクガク・・・、ブルブル・・・・・
「あれ、こんなに震えてるじゃないか。」
「カワイイなぁ」
「私、やっぱり怖いです・・・・」
「誰でも、最初はそうさ。」
「ほら、ちょっと縛ってみようかぁ」
「えっ?そ・そんなこと・・・。」
「大丈夫、君ならできるよ。」
「そう、そう、うまいじゃないか。」
「ほら、見てごらん!」
「僕の太くて立派だろ」
「・・・・・・。」
ガタガタ・・・、ブルブル・・・。
「怖いの最初だけだよ。入ってしまえばどうって事なあさ」
「・・・先生」
「ほら、肩の力を抜いて、・・・・さぁいくよ!」
「はい、先生!!!」
「あ゛ぁぁぁ、痛てぇ~!!」
「す・すいませしぇ~ん!」
初めての注射の練習。
見事失敗ですが、何か?
ポチッとしてくれないと注射しちゃうぞ!( ̄∇+ ̄)vキラーン
(ウソです。お願いしますぅ)
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コメント遅くなってごめんなさい。
こんなおバカなブログですが、これからも宜しくお願いしますね♪